一般的な看護師よりもより専門的な分野で活躍できると言われているのが認定看護師ですが、実際にどのような環境で活躍できるのかご存じない方もいると思います。
そこで、ここでは認定看護師の主な勤務先を紹介しましょう。
認定看護師が活躍できる場所としては、まず総合病院や大学病院など、規模の大きな医療機関が挙げられます。
認定看護師は、医療チームの中でも特に患者に接する機会が多いことから、ほかの看護師や医療従事者に対する専門分野の指導を行ったり、専門分野の知識や技術を持った高度な看護を提供することが求められます。
したがって、総合病院や大学病院、医療センターなど、複数の医療従事者がチームを組んで治療に取り組む場での求人が目立ちます。
ちなみに、高度な医療や看護の提供に力を入れている医療機関の中には、常時5名以上の認定看護師を抱えているところも少なくありません。
それから、次に認定看護師が活躍できる場所として挙げられているのが、介護現場です。
介護施設では、チーム医療を提供することはありませんが、高齢者の中には介護だけでなく、医療サービスを必要としている人もいます。
ですから、介護職とともに医療従事者もケアに当たることがありますが、認知症看護を専攻した認定看護師は専門職として重宝されています。
このように、認定看護師は、専門分野によって活躍できる場所が異なるので、これから認定看護師を目指す方は、自分がどのような現場で働きたいのかをしっかり決めておくほうが良いでしょう。