看護師としてキャリアアップするために、認定看護師の資格を取得する人も少なくありません。
認定看護師になるためには、実務経験はもちろんですが、認定看護師教育機関で授業を受ける必要があります。
ですから、実務経験を積んでスキルや知識が豊富でも、認定看護師を目指す場合は、決められた機関で必要な教育を受けなければならないのです。
ところで、認定看護師には、日本看護協会が定めたいくつかの看護分野があます。
そのため、認定看護分野ごとに受講する教育機関は異なります。
教育機関の情報は、日本看護協会で確認することができますが、教育機関ごとに募集時期は異なっているので、認定看護師の資格取得を目標にしている場合は、定期的に情報をチェックすることが肝心です。
ところで、認定看護師の資格取得するためには、これらの教育機関で615時間以上の授業を受講しなければなりません。
615時間というのは思っている以上に長い時間であり、半年程度かけてカリキュラムを消化することになります。
また、平日に開講している教育機関もあれば、週末に開講している教育機関もあるため、受講スケジュールについても事前チェックが欠かせません。
もし、平日に開講する教育機関であれば、休職をするか長期出張扱いで受講することになるでしょう。
したがって、勤務シフトにも大きな影響を与えかねません。
そこで、認定看護師にチャレンジしたい意思があれば、早めに看護師長や看護部長などに相談しておきましょう。